内装リフォームの
ポイント
内装といえば、壁、床、天井、収納など、色々なものがあります。
それぞれがインテリアに大きく左右します。 リフォームの際に、最も多く行われるのが、クロスやフローリングの張替えです。
内装は目にする面積が広いので、慎重に選びましょう。
部屋のイメージを一番左右するのは壁紙!壁紙張替えのコツ
クロス選び
クロスは内装リフォームの中で一番部屋のイメージを左右すると言えるでしょう。数多くのメーカーから様々な色・柄・タイプが出ています。
リフォームでのクロス張替えする際に、下地処理をしても調整しきれない部分があります。凹凸が目立ちにくい厚手のものにしたほうがキレイに仕上がります。広い面積でクロスを張ると、サンプルより明るくて白っぽく感じてしまうことが多いです。イメージよりも少し濃いめも色を選びましょう。サンプルを見るときは、小さいものよりは大きめがおすすめです。昼間の太陽や夜の照明の光のもとで見比べ、慎重に選びましょう。
クロスの張り分け
クロスの張り分けで、アクセントを付けることができます。
一面の壁やコーナー部のみ違った色のクロスを張ったり、少し派手なパターンで縦や横方向にトリムを入れたりするだけで、お部屋の雰囲気は一変します。和室なら、低めの場所で張り分けをすることがコツです。落ち着いた印象を与えます。敢えて普段使わない色を使ってみても意外と合うかもしれません。
床材は素材によってそれぞれの良さがある!床の張替え フローリングの種類
フローリング(複層)
床材には複層フローリング(合板)、単層フローリング(無垢材)とクッションフロアがあります。
複層フローリングは、変形しにくく、デザインや色も豊富で、現在は主流として使われています。表面のコーティングによって、様々な機能があります。ペット用のものや遮音性能があるものなど機能が充実した商品があるので、とても魅力的です。部屋の用途を考えて、何を重視するかに合わせて選びましょう。
遮音性能が優れたもので、遮音規制があるマンションなどの場合は使えない可能性があります。リフォームする計画がありましたら前もって確認しておきましょう。
フローリング(無垢)
単層フローリングは、自然木材を加工して作られたことから無垢材とも呼ばれています。
天然素材なので自然の風合いや肌触り、木材の香りがあり、昔から今まで人気が絶えません。最近では特殊加工されて、伸び縮みなど自然素材のデメリットを抑えたものや、床暖房に対応する商品もあります。
ご家庭のニーズとイメージに合うものをお選びましょう。
クッションフロア
クッションフロアは、塩化ビニールで作られたシート状の床材です。
表面にプリントが施され、自然なパターンから抽象的なデザインまでの商品があることはクッションフロアの人気の原因です。耐久性・耐水性に優れているので、水まわりによく使われます。柔らかくてクッション性に優れているため、子どもや高齢者にも安心です。ただし、素材の柔らかさによって、重い物を長時間置いておくと跡がついてしまうデメリットがあります。
張替える場所のイメージと機能を考えながら、最適な床材を選びましょう。